港区で楽しむ! 親子で学ぶ、陸と海の魅力あふれるミュージアムめぐり

「忙しい毎日の中で、子どもと一緒に充実した休日を過ごしたい」そう思っても気づけばまた月曜日。そんな忙しい子育て世代のみなさんへ、港区在住の方はもちろん、少し足を運んでも満喫できる、入館無料の魅力的なミュージアムを2か所ご紹介します。
品川駅から徒歩10分程で行ける『クロネコヤマトミュージアム』と『東京海洋大学マリンサイエンスミュージアム』。陸と海、それぞれの視点で学び・体験できる展示内容が盛りだくさんです。さらに、マリンサイエンスミュージアム近くにある学生食堂でのランチと大学構内の散策もプランに加えて、親子で学びながら楽しめる充実の1日プランをご提案します。
目次
クロネコヤマトミュージアム ~陸の歴史とワクワク体験~
ミュージアムの概要と魅力
2019年に創業100周年を迎えたクロネコヤマト。その歴史と共に歩んできた「宅急便」の軌跡を、2020年に誕生したミュージアムで体感できます。館内は6階からスタートし、徐々に下っていくスロープ形式のため、展示内容が自然な流れで楽しめるのが特徴です。展示パネルや当時の写真、精巧なミニチュアトラックのレプリカなど、クロネコヤマトの歩んできた歴史をわかりやすく振り返ることができます。
また、館内には隠れたネコマークやネコのイラストがたくさん! 子どもたちが「探検ごっこ」で夢中になること間違いなしです。特に4階の「宅急便体験コーナー」では、実際にセールスドライバーの制服を着て、かつて街を走っていたトラックに乗り記念撮影を楽しめるため、思い出作りにピッタリです。
アクセス&基本情報
所在地: 〒108-0075 東京都港区港南2-13-26 ヤマト港南ビル6階
最寄駅:
・JR線・京浜急行線「品川駅」港南口(東口) 徒歩10分
・東京モノレール・りんかい線「天王洲アイル駅」徒歩15分
・都営バス「食肉市場前」下車 徒歩1分
営業時間: 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日・夏季・年末年始(※臨時休館日は公式HPをご確認ください)
入館料: 無料(自由見学の場合、10名未満、予約不要)
授乳室・おむつ台:6階の多目的スペースに設置されています。
東京海洋大学マリンサイエンスミュージアム ~海の神秘に触れる学びの場~
ミュージアムの概要と見どころ
海の世界に興味を持つ子どもにぴったりのスポットが、東京海洋大学マリンサイエンスミュージアムです。元々は農商務省水産講習所の標本室を前身とし、2016年に現在の姿でリニューアルオープン。館内2階の展示室には、ペンギンやウミガメ、イセエビ、マグロなど、海の生き物たちのはく製がずらりと並び、間近でじっくり観察することができます。
また、別館にある「鯨ギャラリー」では、迫力あるクジラ全身骨格が展示され、海の歴史を体感できる絶好の機会となります。さらに、明治42年に建造された伝統的な帆船「雲鷹丸」も陸上に展示され外から見学することが可能です。捕鯨実習や学生実習に使われた歴史を学ぶ貴重な展示がそろっています。どんな子どもでも興味を持てる展示内容が盛りだくさんです。
アクセス&基本情報
所在地: 〒108-8477 東京都港区港南4-5-7 東京海洋大学品川キャンパス内
最寄り駅:
・JR線・京浜急行線「品川駅」港南口(東口)より徒歩約10分
・東京モノレール「天王洲アイル駅」より徒歩約20分
・りんかい線「天王洲アイル駅」より徒歩約25分
営業時間:
平日 10:00~16:00(ミュージアム本館・鯨ギャラリー)
土曜 10:00~15:00(鯨ギャラリーのみ見学可;本館は休館)
休館日:日曜・祝日・臨時休館あり(※詳細は公式HPをご確認ください)
入館料: 無料
授乳室・おむつ台:別館・ペンギンルーム(利用ご希望の方は、ミュージアム係員まで)
※授乳室・おむつ台は使えない場合もあります。必ず使いたい方は、公式HPよりメールでお問い合わせください。
充実の1日プランで親子の思い出作り
今回は、成長に合わせ、子どもと一緒に楽しめる1日プランをご提案します。小さな子どもを連れてのお出かけも安心できるポイントが盛りだくさんです。
午前:品川駅から出発! クロネコヤマトミュージアムで冒険スタート
まずは品川駅から徒歩でクロネコヤマトミュージアムへ。午前10時の開館に合わせて出発し、6階から3階までの展示を見ながら、クロネコヤマトの歴史やネコマークの誕生秘話に触れてみましょう。また、館内に隠されたネコマーク探しは、子どもたちの好奇心をくすぐります。
※小さな子ども連れの場合は、6階の多目的スペースにある授乳室・おむつ台の利用がおすすめです。
ランチタイム:学生食堂&キャンパス散策でリフレッシュ
ミュージアム見学の後は、東京海洋大学キャンパス内にある学生食堂へ移動。学生以外も利用できるこちらの食堂は、ボリューム満点でお手頃価格のメニューが魅力です。しっかりエネルギーチャージしたら、大学構内の豊かな緑を散策してみましょう。広々としたキャンパスは、子どもたちがのびのびと遊べる環境で、親子でリラックスできます。
※小さな子ども連れの場合は、ここでお子さんのお昼寝タイムを取るのもよし。隣の東京海洋大学マリンサイエンスミュージアム内には授乳室もあるため安心。(ご利用の際はミュージアム係員まで。)
※学生・教職員優先の時間帯や休業日もございます。ご利用の際は事前の確認がおすすめです。
午後:海の不思議に触れる東京海洋大学マリンサイエンスミュージアム
ランチ後は、同じキャンパス内の東京海洋大学マリンサイエンスミュージアムへ。2階の展示室では、海の生き物のはく製や漁業道具が並び、目の前に広がる海の世界に子どもたちの目が輝くこと間違いなし。また、別館の鯨ギャラリーでは、迫力あるクジラの全身骨格や、平成10年(1998年)に登録有形文化財として登録された帆船「雲鷹丸」も見学でき、海の歴史に触れる貴重な体験ができます。
帰り道:自然の雰囲気を味わいながら天王洲アイル駅へ
ミュージアム巡りを終えたら、大学構内をゆったりと散策しながら、海沿いの風景やキャンパスの静かな雰囲気を楽しみつつ、天王洲アイル駅へ。都会の中でも自然と歴史が融合したエリアだからこそ、普段の生活では感じられないゆったりとしたひとときが味わえます。親子で過ごす大切な時間を思い出に変える素敵な1日になること間違いなしです。
まとめ
今回ご紹介した『クロネコヤマトミュージアム』と『東京海洋大学マリンサイエンスミュージアム』は、どちらも入館無料でありながら、親子で学び・体験できる魅力的なスポットです。各施設の最新の開館情報やイベント情報は、公式サイトでチェックしてからお出かけいただくのがおすすめです。ぜひ、家族で港区芝浦港南エリアにお出かけ、陸と海の歴史・自然に触れる充実した1日の参考にしてみてください。
公式情報
・クロネコヤマトミュージアム
・東京海洋大学マリンサイエンスミュージアム

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港区 産業・地域振興支援部 産業振興課 シティプロモーション担当
