LINE登録ボタン

QOOLキャリアサロン イベントレポート「時短でも活躍できる? “働きやすさ”と“やりがい”を叶えるSAPコンサルタント職のトークサロン」

今回は11/14(木)に開催されました「時短でも活躍できる? “働きやすさ”と“やりがい”を叶える『SAPコンサルタント』職のトークサロン」の様子をレポートします。

本サロンは、SAPの人事領域に特化したコンサルティング事業を手掛ける株式会社ライフ&ワークス、QOOLキャリア、SAPジャパン株式会社の3社がタイアップして実現したイベントで、家事や育児をしながら働き続けたい女性たちが、それぞれの働き方で「いかにして両立をしていくのか」について考えるサロンになっています。

当日はSAPジャパン株式会社バイスプレジデントの大我猛氏、株式会社ライフ&ワークス社長の秋葉尊氏も参加され、大我氏の挨拶に続き、実際にライフ&ワークスで時短勤務しながら家庭と仕事を両立している女性社員3人のパネルディスカッションがスタートしました。

1人目のSさんは、新卒でSAPコンサルタントを経験後、出産を機に退職。専業主婦として10年間子育てに専念していましたが、コンサルタントとしての再就職を希望し、ライフ&ワークスに入社しました。入社後はブランクを克服するため教育期間に新しい資格を取得し、現在は時短・週4日勤務を組み合わせて活躍中です。下のお子さんが中学生になったらフルタイムに変更し、マネジメントも経験したいと話していました。

Sさんが両立のために意識しているのは、「日中はどんなに働いていても、家では“お母さんに徹する”ということ。仕事を家庭には持ち込まず、2人の子供のために時間を作ることを意識している」とのことでした。

続くTさんは、新卒でIT関連企業に就職してSEを経験したのち、結婚を機に渡韓。帰国後に同社に入社し、現在は時短とリモートワークを利用しながら、2人の男の子の子育てに奮闘しています。

Tさんはリモートワークを活用する中でこのように感じたと話していました。「子供がいる自宅で仕事をするのは難しいのではないか、と感じてしまう人もいるかと思いますが、子供はとても良く親のことを見ています。「お母さんは今仕事モードだ」と察して自分も宿題をするなど、自分が思っていたよりリモートワークは子育てに影響はありませんでした。むしろ働く親を見て育っていって欲しいです」と話していました。

同社は様々なライフステージにある従業員が働き続けることを掲げて設立された会社であり、先の二人のように一定のスキルを持ちつつも、一度職を離れている「埋もれた優秀な人材」の採用を積極的に行っています。

同じく新卒でSAPコンサルタントを経験後、出産を経て同社に転職し時短勤務で働くHさんは、「両立のために苦手なことを頑張ってする必要はないと考えています。うちは便利な家電を夫とも合意の上で積極的に取り入れ、できるところはすべて自動化したため、大変だなと思うことは随分と減りました。」と家庭での工夫について語ってくれました。

その後、懇親会に移り、登壇した3人の現役コンサルタントに「子供の急な発熱などの場合にはどのように対応しているのか」「一定の頻度で学校の行事がある際には、お休みに理解を得られるのか」など、参加者それぞれが気になる働き方、リアルな悩みを相談する場面が多く見られました。

本サロンは新しい働き方や価値観に触れることで、さらに充実したキャリアを送るための最初のステップ。それぞれ家庭や仕事の状況が違うからこそ、誰か一人のロールモデルではなく、複数のロールモデルから学び得ることで自分らしい「両立」を見つけることができます。

イベント終了後、参加者の一人に話を聞くと「働き方改革を推進しているライフ&ワークス社の実例を聞いて、『時短勤務やリモートワークなどは、利用する社員だけではなく、周りのメンバーも生産性高く働くことを求められるため、双方にとって有益である』という、時短を悪とするこれまでの価値観が大きく変わるような学びがあった」と語ってくれました。

まとめ・編集後記

「時短でも活躍できる? “働きやすさ”と“やりがい”を叶える『SAPコンサルタント』職のトークサロン」

いかがでしたでしょうか?

ITコンサルタントという、時短勤務やリモートワークなどが難しいと思われる職種において、ライフ&ワークス社で柔軟に働く方々の話は新しい選択肢を提供してくれます。

そして両立の裏には、様々な工夫や周囲の協力があります。編者は子育てを控える男性ではありますが、夫そして将来の父としての立場からも学びのあるサロンでした。

QOOLキャリアでは、今後も様々なサロンを通して、働き続けたい子育て中の方に選択肢と可能性を提供してまいります。