できる女性はやっている、社長に雇いたいと思われる女性の特徴3つ
「女性だから所詮いっても管理職」そう言われることは少なくありません。しかしながら社会の中にはママでありながら役員や取締役としてバリバリと働く女性が多くいます。多くの社長が雇いたい女性に共通するものは”「ぶれない意思」を持っていること”です。今回は女性活躍コンサルティングを行う株式会社エム・ズ代表取締役社長の秋田稲美氏の著書「これから10年 女性社員を伸ばすものが勝つ」を元に社長が雇いたいと思う女性の3つの特徴についてです。
目次
柔軟に変化対応できる女性
社長は決断を繰り返す生き物です。今朝やらないと断言していたものが夕方にはやると言いだし、2ヶ月後と言っていた締切が明日になることも少なくありません。そしてこれはどこの企業の社長もほぼ同じです。
普通であれば「なんでそうなるんですか?」「この前はこう言っていたじゃないですか。」と言いたくなることを飲み込んで、先回りして
「以前はこうしていたものは今回もこうでしょうか?もしくはこちらの選択肢もあります」
「期限内に間に合わせるにはこの業者では難しいため、別の業者を18:00までに探しリストにして提出します」
などどんな唐突な依頼でも“必ずやりきる”ことを前提にした発想を持つことが社長に受け入れられる秘訣です。
変化して当たり前と考えるのが社長であり、食らいついてくるマインドと行動ができる人材こそ選ばれる人材の特徴の1つです。
指揮者になれる女性
女性は一般的に男性に比べて調和が取りやすい生き物です。特に家庭を持つと、旦那さんと子供、旦那さんと姑、子供と他人の子供、ママ友同士と様々なところでバランスが要求されます。
下手なことをして対立を生むよりも温和に過ごせるような環境であることを幸せと感じる女性は社内でも調整の役割を果たしてくれることを期待されます。管理職になるということではなく、社長が予想する会社内の軋轢を未然に防ぐことができる人こそ社長にとっては重宝したい人材なのです。
職場内にハーモニーを取る指揮者(コンダクター)がいるだけで組織は見違えるほどの効果を出す可能性があります。
マルチタスクへの慣れ
とにかく女性はマルチタスクが男性に比べて得意です。同書でも「感動的な身のこなし」というほど主婦の家事の身のこなしは抜群です。炊飯器のタイマーが鳴るときに同時に、お味噌汁と熱々の揚げ物が出来上がるあの感覚は家事をする割合の高い女性だからこそ。
仕事も同じで、1つのプロジェクトの進行を行いながら通常業務にあたり、採用を行うこともあります。どれか1つではなく、全てを追い求められることができるのは非常に高い能力と言えるでしょう。
同時に複数の領域にまたがって仕事をするようなベンチャー企業などではさらにその才能が発揮されるかもしれません。
まとめ
現在の社会は「男性社会」という言葉にぴったりの、男女関係なく男性に合わせたような労働が好まれる傾向にあります。
しかし女性は生まれ持って生殖機能を有した男性にはない役目を果たすことができる生き物です。男性に合わせるのではなく、女性だからこそ活かすことができる才能を上手に伸ばすことで組織の中でも特に重宝される人材になり得るのではないでしょうか。